そもそも、なぜ”セックス教室”なのか

人間だけが”生殖”以外に”楽しみ”としてのセックスをします。
”楽しみ”の中で大切なことは、男女が互いを大切にして深め合うことだと考えています。そのような気持ちや考えがないセックスは、時には一方的になり、大切なパートナーを落胆させる結果になることがあります。

特に男性の場合、ついつい自分中心のセックスになったり、AV作品から得られる情報に縛られてしまう傾向があります。

デイドリームのセックス教室では、単なるテクニックではなく女性(または男性)を愛し、その結果として愛される内容を目指しています。

大袈裟かもしれませんが、安全で気持ちの良いセックステクニックを身につけているかどうかは、これから先の人生に関わる問題ではないでしょうか。

この業界にいると、女性だけでなく男性も含めて様々なキャストとセックスについての話が少なからず出ます。

男性にとってのセックスは、「射精」であり、「女(あえてこの表現にさせていただきます)をイかすこと」であり、AVで表現される「潮吹き」や「バイブ」、「男性性器の大きさ」
その先には「バイアグラ」などの薬。

女性にとってのセックスは、「愛されること」「ソフトであること」「ゆっくりと愛してほしいこと」・・・なのです。

その結果、女性の口から出てくるのは、「上手な男性はほとんどいない」・・・なのです。

では男性は女性を感じさせる努力をしていないのかと言いますと、涙ぐましいほどの努力をしているわけです。ただ、女性の求めているセックスと男性の考えるセックスが違っているために、その努力が違う方向に向かっているということなのです。

デイドリームは、男性にも女性にも「感じてほしい」ということをサービスの中心に置いています。

現代の女性もセックスに対しては、まだまだ”受け身”

日本の女性は昔と比べて強くなったとか、自分の考えをはっきりと表現するようになったとか言われますが、ことセックスに関してはいまだに”受動的”で、自分がもっとこうしてほしいと思ってもパートナーに言えないことが多いようです。

また、”受け身”のセックスを続けてきたために、「こんなものだろう」とか「しかたない」という”セックスに対するあきらめ”ともいえる気持ちが多くの女性の気持ちを占めているようです。

女性はよくこんなことを言います。「前の彼氏は上手だったけど、今の彼氏は下手なの」とか「ほとんど上手な人に出会ったことがないわ」とか「彼氏に悪いからイッたふりをするの」。男性にはショックなことですが「イッたことがないの」という女性もけっこうな割合で聞くことがあります。

すべてが男性の責任とは思いませんが、先ずは男性の皆さんがアダルトビデオにある”幻想”を捨て、セックスに対する考え方とテクニック(※特別なことではありません)をしっかりと身につけることが大切だと思います。

”顔射”で女性は喜ぶでしょうか・・・

気持ちの通じ合ったカップルが気分転換的に女性の顔に射精するのは、SMチックなプレイとしてはあるかとは思います。しかし、女性は”顔射”をされて気持ちいいと感じるでしょうか?一般的には、逆ですよね。精子を飲み込む”ゴックン”もそうです。男性の征服欲が女性に精液を飲ませることに通じているだけで、精液を飲み込むことに”感じる”女性はごく少数派です。

”性器を挿入をしてピストン運動”を長く、強くしたら女性は喜ぶでしょうか・・・

どうしても男性は「挿入」=「セックス」と思いがちです。ペニスにしても大きくて長い方と女性が喜ぶと思っています。
多分、キスやペッティングを”前戯”としてとらえ、挿入を”セックス”と考えていることがベースにあり、その前後にしても、せいぜいキスをして、乳房をなめて、クリトリスをなめるだけ。
そうなると、極端な言い方をすれば、多くの男性は性器を挿入してピストン運動さえしていれば女性は喜ぶものだと思い込んでしまうのです。

大切なことは、女性の気持ちや生理を理解したうえで、男性の勝手な思い込みセックスを放棄することだと考えています。

男性の皆様へ

「こんなセックス初めて」とか「これからも貴方としたい」とか、言われたことありますか?
言葉に出さなくても、力強く抱きつかれたり、セックスのあとに彼女の体がとろけた様子を見たことがありますか?

貴方のパートナーの様子をよく観察してみてください。
感じているときの声、絶頂にいたるときの手や足の様子、セックスのあとの目、・・・・。

女性は本当に感じて満足したあとは体に力が入らず、目も開けられず、